インボイス対応振替と要改善店 【総括】 リテイル系は今回のインボイス対応にあたって割合も多く占めているだけでなく バージョン・セルフ・スペックチェンジ・パッチ等、多岐に渡っての作業がありましたが 早めでの対応やシステム全体での取り組みによって何とか乗り切れた様に感じます。 それとは逆にホスピ系のインボイス対応ついては、依頼の初動自体が遅く見受けられ 9月後半頃になり突発的に依頼が重なり業務的にも非常に高負荷となりました。 今後の法改正等により、今回のイベントの様な事は今後も当然発生する事が想定される為 BUより前もっての働きかけや日付指定や事前での配信や、より簡素かしたアップデートの仕組み 又は各端末機器の改善が必要と強く感じました。 細かい事は以下、 ■WEB系 ・依頼DBでのフォーマットがバラバラ ⇒個別事案を除き統一にした方が、確認が楽になるだけでなく必要事項の記載漏れもなくなる  また、シリアルや台数もあっていない事が多く見受けられる事から正確に記載頂く(漏れや適当な物は申請できない等) ・バージョンやスペックの添付があったりなかったり ⇒重いバージョンファイルのは添付はDBも重くなるので、バージョンを共通でのリンクなどで指定・参照できる様にする等 ・再依頼対応の二度手間 ⇒ソフトのバグは全くない状態でリリースは難しい所だと思いますが、一度上げた所が  不具合による修正で後半に次バージョンによる上げ直しが発生しているので、極力無くなれば工数も減 ・営業所でオートアップデート ⇒基本アップデートは当然契約もある事からリモートに依頼が来ている状況ですが  CSIへIOT情報は上がっている事から全てで無くとも営業所でも配信を行って貰えれば作業自体が減るのでは。 ・バージョン/セルフ/スペックに関して ⇒12Ver⇒14Verへの2段階アップやセルフ配信の30コ制限等(後半での対応)の制約がありましたが  いずれも端末や配信の仕組みで一括での対応ができればより簡単になるのではないかと思います。  (アプリは個別での問題がありますがセルフは常に自動で最新にでも) ■TS・SIMS系 ・パッチが複数かつユーザによって異なり複雑 ⇒作業依頼シートまたは依頼DB自体に必ず正確に指定してもらう事は前提ですが  個別を除きパターンに応じた纏めパッチ等で一括で実行出来れば尚よい。 ■Delious系 ・シリアルなし/TAP不明/機器構成不明/バージョン指定なし/記載の誤り ⇒データセット自体はツールにより配信自体は難しい事ではないですが、多くの場合は上記の理由により確認作業に多くの時間が取られました。  不明確な物は全て作業を断る事ができれば良いのですが、過去分に関してはCSI等に機器登録や記載がない事も多く、また旧TAP等は営業所での把握が出来てない状況が現状です。  ただ、新TAPではCSIに機器登録ある前提でシリアル等がわかればIPが把握できるのと、BUよりも納品時には納品チェックシートをCSI添付する事を案内をしているのできちんと実行され  またリモートにも疎通確認の連絡ばなされていればtanyu登録を行ってる事からある程度整備はできる状態になるかと思われます。(周知の再度徹底は必要) ・営業時間 流通・小売りに比べて、飲食系は営業時間がまちまちで、稼動しておらず電源を切っている事が多々。またその為、各機器バージョン違いによる稼動を避ける為 リスケ及び確認等での中々作業が行えず作業が溜まりがちに。DL構成の場合、基本常に電源が入っているのでDL自体に各機器のファイルをセットしアップ出来るになれば 良いのでないかと考えます。 ・INIファイル変更等の別作業。 今回のインボイス対応では、端末のバージョンアップでだけでなく、アップ後に追加されるスペックに関して設定が必要な項目がある為 翌日とバージョンアップ確認作業と併せてINI変更が必要となり工数が掛かりました。(場合によっては反映させる為、再起動も) 画面のボタン表示や印字に関して数パターンの組み合わせがあり、お客様の要望にて変更される様ですが バージョンアップファイル時に差分だけでなく既存のINIファイル関しても変更がバージョンアップと併せて配信できれば作業が軽減できるかと思われます。 ・配信予約ができない。 アップデート作業にあたり現状の配信方法・端末の再起動にてアップという仕組み上、リテイル系と異なり事前にデータをセットして指定日に反映ができない為 全て作業依頼日の当日が基本となり件数が多い日には配信だけに終われる形となりました。(併せて確認作業もありままならず。) シリアル登録およびTAPがわかっているのが前提ですがオートアップデート画面等で対応や端末側での処理が対応がないと件数がさらに増えた際には非常に厳しい感じました。 ・アップデート方法に関して 配信予約等を踏まえたアップデート画面画面からの対応とは大きく異なりますが、基本DeliouS機器はクラウドに繋がってマスタ及び実績の送信はFTPにてやりとりを行っている事から バージョンアップファイル等もFTP上の特定のディレクトリにセットして、DLがまとめたファイルび受信ないし端末個別から各機器用のファイルの取得が出来てもよいのではないかと考えます。 (日中または閉設時に持っいけば、個別にファイルを送信しなくても済む) 【機器別】 ・IPT1000 バージョンアップ前に稼動BIOSの確認が必要問題(IPT2000は特になし) ⇒古いBIOSで稼動している物はアプリを直接入れられない為、事前に前日ないし当日に電源を入れおいてもらってBIOSのアップ作業の必要あり。(稼動BIOSVerの確認作業も複雑) 旧BIOSでも直接上げられば良いが、可能であればBIOSとアプリ両方入れて再起動にてBIOS⇒アプリと順番で上がる様に出来れば。 ・Pico 営業中に再起動すると実績が消える。 ⇒魏稼動中にセットするしかないですが、営業中のトラブルにより再起動が必要になる状況が多々ある中、再起動によるバージョンアップがかかると実績が飛んでしまう。  他機器では聞かない為、アップが掛かっても実績が飛ばない様にできないか。 ・KDS Rity152とRity153の混在問題 ⇒旧型と新型が市場で稼動しておりバージョンアップファイル自体も異なる為、セット前に全て個別にモデルの確認が必要。(アプリVerに関してはDLやLioついては一台入れば確認が行える。  同じ店舗でも複数台ある中で交換修理にてバラバラになっている場合があり、またCSIの記載やサービスマンもほとんど認識がない。  現状はログインして確認するしかないですが、可能であれば両方のファイル配信等の対応でアップ出来れば簡素化ができるのでは(要ホスピ確認) ■業務系 ・人員 通常業務(監視・電話・リモート)との併せて対応となり、当然トラブルやお客様対応への優先し アップデート系は作業を確認等も含めて中断せざるを得ない事が多々。結果後回しになり作業がたまる事に。 全部が全部ではないですが、少しでも安定して進めるにあたってシフトを考慮の上、当日のアップデートの専任が一人でもあれば良いのではないかと思いました。(状況次第ですが) また、突発的なイベント対応の為の人員増加は難しいですが、その場合はBUからの応援等も頂けるよう体制があれば少し安心です。 ・redmine オートアップデートに関してリテイル系のDelious系が件数が多くなった後半に非常に見づらくなったので 別途項目の追加や色分けを行えれば良いかと感じました。 ・リモート依頼DB アップデート系が、情報や通常のリモート依頼と併せて表示となっている為、今回の様に当日の件数が非常に多くなった際に非常に見づらく見落とし等が発生する可能性あり。 アップデート系に関しては別DBまたは分けて表示できる様に方が良いかと思います。